
こんにちは!チェヨン@米国株投資です。
11月4日、日本時間未明にFOMCがあります!!
前回、2021年9月のFOMCは無事に終了し、中国恒大、テーパリング懸念が落ち着き、ダウは+338ドルと、マーケットは大きく上振れました!
今回はテーパリング(資産購入の減額)を決めると見られています。
復習しよう!【2021年9月23日】FOMC会議内容まとめ


日本経済新聞社 後藤達也さんの速報に沿ってまとめていきたいと思います。
今回のポイントとなる発言①

コロナ感染増で経済回復に遅れが出ている。
経済が順調なら、テーパリングの決定は、
次回11月のFOMCで決定する可能性がある!!!

ここは前回のFOMCでうっすら説明していた通り、
急激な路線変更も無いようですね!安心しました!
今回のポイントとなる発言②

いまニュースを賑わせてるEvergrande(中国恒大)は、
中国固有の問題に思える!!
なぜなら米国は直接の融資はそんなに多くないから。

そうだったんですね!
一部ではリーマンショックの再来かと言われていたので、
安心しました!
今回のポイントとなる発言③

政策金利見通しは、2022年利上げは18人中9人。
2023年、2024年は年3回ペースの利上げ。(中央値)
(23年の政策金利見通しは0.75‐1.00%)

FOMC参加者の半数が、
ゼロ金利政策の解除に望ましい経済状況が
2022年末には実現すると考えているというワケですね!
FOMC (連邦公開市場委員会) とは?
個人投資家なら、FOMCが何のことか簡単にでも説明できるようになっておきましょう!
FOMCとは、Federal Open Market Committee(連邦公開市場委員会)の略で、アメリカの金融政策を決定する会合のことです。年に8回開催され、現在の景況判断と政策金利(FF金利)の上げ下げなどの方針が発表されます。その結果が市場の予想とは違った場合には、株式市場や為替レートが大きく変動することがあり、世界の金融マーケットにも大きな影響を及ぼします。
出所:SMBC日興証券株式会社 初めてでもわかりやすい用語集
FOMCをもっと簡単に説明をすると、アメリカの中央銀行「FRB」が金融政策を議論する会議ですね!

現在、FRBのトップは私、パウエルが勤めています!
日本で言うと、日本銀行の黒田総裁のポジションで頑張ってます!

FOMCでは毎回、政策金利の引き上げ、引き下げの判断をしているんですね!
その発表は世界のマーケットに与える影響が大きいのですが、市場関係者の予想との乖離があるかないかで、大きく違ってきます! 3月6月9月12月は経済及び政策金利見通しが公表されるので注目度が高いのも大きな特徴です!
テーパリングとは?

FOMCを語るうえで、絶対に抑えないといけないのがこの「テーパリング」です。
コロナ禍で経済を支えるため、アメリカは債券を購入することでお金をばら撒いてます(月1,200億ドル)。その結果、世の中にはお金が有り余ったことで株式投資をする人が増え、米株は最高値を更新し続けています!
2020年3月から続けてきた金融緩和。現在では経済を支える必要性が薄くなってきたため、資産購入金額を徐々に減らしていく「テーパリング」をいつ開始するのか、現在、全世界の投資家が注目しています。

テーパリング、覚えたかんね!
でも、市場は既に年内のテーパリングを織り込んでいるはずなのに、株価はドカーンと下がる気がするわ。。
過去の情報を整理しよう!

先月のジャクソンホール会議(2021年8月27日)では、パウエル議長はテーパリングについて、年内のスタートが適切と表明しています。
現実的に考えると次回11月4日にあるFOMCでテーパリング開始を表明するのではないか、というのが現在最も有力な情報となります。

9月23日のFOMCでも上記のように言っていますね!
日本時間11月4日(木)AM3:00~声明

また、問題はテーパリングのペース。
減らす額が増えたり、各会合ではなく毎月実施するとなるとサプライズになりますが、詳細は明日のFOMCで公表されるのではないかと思います。
パウエル議長がインフレが長引くリスクを巡り、どういう発言をするかも焦点。発言次第では、利上げ観測や株価にも影響を与えることになります!
ポイント!
実際の減額ペース、その手法に関しても公表される可能性アリ
市場の見立てでは、来年の夏~秋頃に減額が終了
9月FOMCからの主な変化
サプライチェーン混乱、エネルギーの高騰でインフレが長引くリスクが強まる
雇用回復はゆるやかに進んでいる
米国のコロナ感染はやや減少している
米国企業の業績はおおむね好調、株価は現在最高値を更新している
出所:後藤達也(日本経済新聞)Twitter
おわりに

FOMCは、今後長きにわたり相場に居続けるためには必ずと言って良いほど知っておかなければならず、かつ重要であり決して見逃せない会議です。
インデックス投資をしている方は基本的に【買ったら売らずに持ち続ける】というスタンスで全く問題ないと考えます。しかし、リスクを取った投資をしている個人投資家の皆さまは、今日の会議内容によっては自分の投資方針を見直す必要があるかもしれません。

FOMC、テーパリングについての理解は深まりましたか?
いまいちという方は、最初から読み直しましょう!

参考になったと思ってくださった方は、
下記の【米国株】ボタンをポチっとお願いします!

押してください!!
幸せを掴む投資ライフ チェヨン@米国株投資
コメント